2019/4/15~19
12日日経平均終値21870.56円、15日日経平均終値22200.56円。週間+330円。
目立ったニュースとしては
任天堂のスイッチ販売に関してテンセントとの提携。ヤマトHDの決算下方修正。
任天堂に関しては前日比一時17%高と時価総額4兆円規模の会社がここまで反応したことは今の相場の状況をよく表しているのかもしれない。
個別の材料で買いたい銘柄も世界の情勢が芳しくない中で買い控えが起こっている。
好材料が出れば「買いたい」投資家は潜在的に多いのではないか。
ヤマトHDは昨年度値上げ戦略が功を奏し、3回連続上方修正した経緯からの今回の下方修正となった。
日経全体が軟調な中で堅調な動きをしてきただけに下げ幅も大きくなった。
今回の下落で好調だった昨年度の上昇分が一気に吹き飛んだ形である。
EC拡大の環境下で運送のニーズはさらに拡大する見込みだが、足元はいったん調整の格好となるか。
2019/3/18~22
先週末日経平均21450.85円。今週末日経平均 21627.34円。NYダウ25502.32。ドル円110.02円。ドル建て 日経平均195.16。
22日、エーザイの開発中アルツハイマー治療薬のフェーズ3試験中止を受けて同社の株価がストップ安。一銘柄での日経平均下げ幅が55円にもなった。
先週末のNYダウの下げを受けて、CME日経平均は21010.00円まで下げている。
今週は26日が権利付き最終日となる。今期権利落ち分は約171円と試算されているので、27日21000円どころで下げ止まれるのか注目したい。
先週までで、国内銀行の売り越しが30週連続の売り越しとなったとのことだ。足元のメガ、地銀の業績不振を考えると、益出しの売りも少なくないのではないだろうか。
銀行業界の市況が上向くにはまだ時間がかかりそうではあるが、27日以降、決算にからむ売りは一区切りとなる可能性がある。
2019/3/11~15
先週末日経平均21025.56円。今週末日経平均 21450.85円。NYダウ25848.87。ドル円111.48円。ドル建て 日経平均192.11。
想定外に大幅反発からスタートした日本株相場だったが、それ程大きな動きのない一週間だった。
先週の15日日銀金融政策決定会合では、経済見通しの下方修正が発表されたが相場は織り込み済みで、反応は限定的だった。
来週は19日にFOMC、20日にパウエル議長の会見があるが、世界経済の見通しについてネガティブな内容となると相場に影響する可能性がある。
ここのところ相場にネガティブな影響を与えている中国経済の確認イベントがないので、大きく動く可能性は少ないのではないかと思う。
21000~22000円での値固めが継続。
2019/3/4~8
先週末日経平均 21602.69円。今週末日経平均 21025.56円。NYダウ25450.24。ドル円111.18円。ドル建て 日経平均189.23。
世界的に景気減速が意識されるニュースが多く相場に様子見ムードが広がった。
ECBはユーロ圏の経済成長見通しを下方修正し利上げ先送りを示唆、OECDは世界経済見通しを下方修正した。米国2月雇用統計が予想を大きく下回り、中国では2月の米ドル建て輸出が前年比20.7%減と3年ぶりの大幅減となったことも景気先行き不安の要因となった。
来週のイベントは12日にブレクジットの是非を問う英国下院採決の期限があることと、14-15の日銀金融政策決定会合、15日の黒田日銀総裁会見である。
どのイベントも大きな動きは見られないと思われるため、引き続き全体の軟調な流れを織り込む展開。
20300~21000の間での値固めを想定。
2018/2/25~3/1
先週末日経平均 21425.51円。今週末日経平均 21602.69円。NYダウ26026.32。ドル円111.92円。ドル建て 日経平均193.36。
日経平均21500円を超える水準では戻り売りもでやすく上値は重い展開であったが、特に売り込まれる材料もないのが現状かと思われる。NYダウも3か月ぶりに26000ドル台を回復した。
来週は8日がメジャーSQなのでボラティリティが高くなる可能性には注意したい。
21000円から22000円での根固めの後23000円を目指す展開と想定。
2019/2/12~15
先々週末日経平均 20333.17円。先週末日経平均 20900.63円。NYダウ25883.25。ドル円110.39円。ドル建て 日経平均189.33。
米中閣僚級会議継続への期待感と、トランプ大統領が新たな予算案に署名したことで一部政府機関の閉鎖懸念が解消したことも好感された。
今週は引き続き米中閣僚級会議の進展への期待が注目点となる。